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スーツの基礎知識カテゴリの一覧
靴の基礎知識 - ウェルト

C:ウェルト
靴の底にあたる部分全体のこと。これをアッパーと接合する製法は多様。
見た目だけではなく、強度や吸排湿性で価格が変動する。
靴の基礎知識 - タン

B:タン
羽根の中につけられた部分の名称。
水や泥の浸入を防ぐほか、足の甲を保護し、足の出し入れをスムーズにする
役割も担う。
靴の基礎知識 - トウ

A:トウ
つま先部分のこと。ここのタイプによって、履くべきシーンが変わってくる。
各特長を理解し、スタイルに合ったものをチョイスする。
プレーントウ plane toe
もっともオーソドックスなタイプ。皮1枚で覆われているので縫い目がなく、仕上がりが滑らか。靴の基本形ともいわれている。
ウイングチップ wing tip
メダリオンや縫い目飾りを配して翼を表現したもの。英国ではゴルフやカントリースポーツに使われ、カジュアル要素が強い。
スクエアトウ square toe
文字通り角形にデザインされたトウ。1960年代中頃にヨーロッパで流行した。現代でもモードな雰囲気が人気を集めている。
ストレートチップ straight tip
「一文字がかり」という切り替えデザインが特徴。ブラックの内羽根タイプなら、冠婚葬祭にもOK。キャップトウともいう。
Uチップ U-tip
ひと目で分かる、U字型のシームがネーミングの由来。カジュアルシューズの典型的なモデルで、活用範囲の広さが売り。
チゼルトウ chisel toe
鋭角なつま先が特徴的。1900年代半ば、英国人のジョージクレバリーが発明し、男の色気を与える斬新さで、一躍話題となった。
タイの柄
ドット dot
見ての通りの水玉模様。大きさもさまざまで、ドットが小さいほどフォーマル感が増す。直径約1?2ミリのものをピンドットという。
ペイズリー paisley
松かさがモチーフである、インドの伝統的な柄。派手な柄なので、ドレスアップしたときのアクセントづけに使われる。
レジメンタルストライプ regimental stripe
レジメンタルカラー(連合旗)の色を抜き出した斜めのストライプ。英国では公の場で、自分が所属する団体を示す柄とされる。
小紋 space allover
同じ形の細かい模様が生地一面に規則的に配列されたパターン。ネイビーの小紋は最もクラシックなネクタイで幅広く使える。
ソリッド solid
サテンのように全く模様が入らないものもあるが、斜めや水平、格子の織り模様が入るのが通常。シーンを選ばないマルチタイプ。
チェック check
タータンチェックやギンガムチェック、マドラスチェックなど、色の数やパターンの間隔などにより、いくつものタイプがある。
ダブルノット
ダブルノット double knot

シングルよりもやや結び目が大きいので、ワイドカラーが最適。
生地が薄めのタイを活用すれば、締め上がりを短くできる。
1:太いほうの剣先を上に、細いほうの剣先を下にしてクロスさせる。太いほうをやや長めにとっておくと良い。
2:太いほうの剣先を細いほうの剣先に2回巻きつける。1回目を強めに巻きつけておくと、まとまりやすい。
3:太いほうの剣先を、首にできたV字の間を後ろ側から前に通す。そして2回目に巻きつけた下をくぐらせよう。
4:結び目のボリュームに注意を払いながら、太いほうの剣先を下に引きながら形を整える。
5:結び目を持ちながら衿の間へ。縦長でややボリュームのあるノットがこれで完成。
シングルノット
シングルノット single knot

もっとも多く使われる結び方で、大きすぎなく適度なサイズのノットが作れる。
レギュラーカラーのシャツに合わせると良い。
1:太いほうの剣先を上に、細いほうの剣先を下にしてクロスさせる。太いほうを長めにとっておくと良い。
2:太いほうの剣先を、細いほうの剣先に1周巻きつける。
3:太いほうの剣先を、後ろ側から首にできたV字の間に通す。
4:ノット部分を持ちながら、太いほうの剣先を下に引いてノットの形を引き締める。
5:ノットをきれいに形成し、できあがったら細いほうの剣先をひっぱりながら衿の間に入れれば完成。
セミウィンザーノット
セミウィンザーノット semi windsor knot

正三角形のボリュームある結び目が作れるので、ホリゾンタルカラーなどにマッチする。
エレガントに演出するならこれ。
1:太いほうの剣先を上に、細いほうの剣先を下にしてクロスさせる。太いほうを長めに取っておくと良い。
2:太いほうの剣先を、首にできたV字の一方に1周きつめに巻きつける。こうしておけば形が安定する。
3:横に1周巻きつける。この部分がノットの表になるので細心の注意を。
4:Vの間を後ろから通し、さらに巻きつけた間に通してノットを完成させる。
5:形を整えたら細いほうの剣先を引いて衿の間に入れる。微調整して形を整えれば出来上がり。
ネクタイの保管方法&ケア
ネクタイは復元力が高いアイテムで、自然に風合いを取り戻そうとする性質がある。
保管方法さえ間違えなければ、特別なケアをしなくてもある程度しわを伸ばしてくれる。
注意すべき点は、使用後は少し外気にさらして乾かすことや、一度使ったタイは
最低でも3日は休ませることが大原則。
ネクタイを休ませるためにもローテーションの心がけを。
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洋服ダンスや専用ハンガーなどの太めのバーを使い、重ねずにかけておく。針金ハンガーや曲がったバーだと、不均等なバランスになるので注意。
2つ折りにして、くるくる巻いて保管するのが基本。収納スペースも小さくまとまるし、取り出しやすいので一石二鳥。力は加えず軽く丸める程度で。
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生地表面が摩擦で毛羽立ってきたら、糸切りバサミでカットしよう。1度毛羽立つと元には戻らないので、気づいたときにはこまめな手入れを。
全体的によれが目立ってきたら、大剣の裏部分にあるループ(たるみ糸)を少し引っ張る。そしてふんわりとスチームをあててあげる。
ネクタイの基礎知識

A:ライニング
芯地のこと。両先端部を覗くネクタイの内側に仕込まれている。
全体のシルエットを保護する、重要なポイントとなる。
B:ディンプル
日本語では「えくぼ」を意味する。ネクタイの結び目に作られたくぼみのことで、
2つくぼみをつけるとダブルディンプルという。
C:小剣
英語では「チップ」ともいい、タイの細い先端部分を指す。結ぶ際に
わざと大剣から小剣が覗くようにずらすテクニックもある。
D:大剣
英語では「エプロン」ともいい、タイの広い方の先端部分を指す。
形を整えるためのたるみ糸が、裏側につけられることが多い。
E:ノット
タイの結び目のこと。シャツの衿やスーツのラベル、身長とネクタイの
バランスによって結び方を使い分けるのが上級者のテクニック。
ワイドウイドス
幅タイの一種で、大剣の一番広い部分が10cm以上のものを指す。一般的な幅のものはレギュラー、またはダービータイと呼ぶ。
ナローウイドス
ワイドウイドスに対し、大剣の幅が4?6mmの狭いものを指す。ストール感覚で簡単に取り入れられるので、アクセントに最適。
角タイ
幅タイのバリエーションで、剣先の先端が二等辺三角形ではなく、水平にカットされた結び下げスタイル。ほとんどがニット製。
タイ・シェーブ
大剣から中接に至るシェイプの形状もさまざま。上はストレート、下が大きくくびれのあるボトル、その中間のセミボトルなどが代表的な形状とされる。

変形タイ
一般的なタイに比べて型が違う異種。図はアスコットタイだが、他にリボンタイ、ループタイなど、多種多様に展開される。
シャツの衿型
ホリゾンタルカラー horizontal collar
別名「カッタウェイ」。水平線のように衿が開いたものを指す。タイ選びは難しいが、太めのタイを合わせるとしっくりハマる。
ドゥエボットーニ doe bottoni
衿元にボタンを2つつけ、台衿を通常より高く設定したタイプ。アンタイドのスタイルでも、シックに決められるのが特徴。
ピンホールカラー pin hole collar
両方の衿をピンで留めるタイプ。ネクタイのノット(結び目)をピンで押し上げることで、立体的な首元を演出した粋なスタイル。
ボタンダウンカラー button down collar
アイビースタイルには不可欠で、カジュアルなタイプ。ポロの協議でばたつかないようにしたところから、端を発して生まれたカラー。
クレリックカラー cleric collar
正式名は「セパレーテッドシャツ」、または「ホワイトカラードシャツ」という。クラシックかつ個性的なカラーが評判。
タブカラー tab collar
ノットの下をタブのホックなどで留めるので、ピンホールと同じような効果が得られる。
ワイドスプレッドカラー wide spread collar
Vゾーンの狭い3つボタンスーツに最適なカラー。ウインザー公御用達だったことから、別名「ウインザーカラー」とも呼ばれる。
レギュラーカラー regular collar
スタンダードなカラーで、衿の開きが75?90°のものを指す。時代ごとに多少の角度の変化はあるが、1枚はぜひ持っていたいカラー。
シャツ - カフ
シャツの袖口のこと。
シンプルなシングルカフと、折り返して二重になったダブルカフに大別される。
カフの長さも重要なポイント。
シングルカフ single cuffs
一重のため折り返しがないタイプ。ボタンが2つついてフィット感を調整できるものは、アジャスタブルカフと呼ばれる。
ダブルカフ double cuffs
両側にボタン穴があり、袖口が折り返されて二重になったもの。これをカフリンクスで留める。ドレッシーなシャツに多い。
ターンナップカフ turn-up cuffs
シングルカフに装飾用の折り返しがついたもの。カフリンクスは使わないが、エレガンスな雰囲気漂うディテールとなっている。
シャツ - ガゼット

シャツ裾の縫い合わせ部分を補強するためにつけられた当て布を指す。
シャツ - ヨーク

肩から背中にかけてつけられた切り替えの布。装飾や補強のために用いられる。シルエットを保つためにもアイロンがけは入念に。
シャツ - 前立て

前立て Front
大きく分けると表前立てと裏前立ての2タイプ。
アンタイドスタイルでは着こなしのアクセントをつけるディテールとなる。
表前立て panel front
ブラケットフロントともいう。シャツの端を表に折り返し、ボタン列の両サイドを縫う。優れた強度を誇るのが特徴。
裏前立て french front
フレンチフロントともいう。シャツの前の端が内側に折り返されたもので、縫い目が目立たない。着た者をエレガントな雰囲気に装ってくれる。
スーツを保管するうえでの必須事項
「前肩」と呼ばれる前方にゆるくカーブしたハンガーを使う。
針金製はNG。保管場所は通気性の良いところにする。
スーツの肩のラインに合った肉厚のハンガーを使う。木製の前肩のものを使えば、吸湿性も見込める。
スーツとサイズの合っていないハンガーは型崩れの原因になる。針金ハンガーを使うのはもってのほか。
衿や肩のまわりは、ホコリが原因で黒ずんでしまうこともあるので注意を。このようにタオルをかけておけば、吸湿効果のほか、ホコリ防止、汗じみ対策にもつながる。
長期保管の場合も、当然ハンガーは肉厚の前肩を使う。また、不織布など通気性のあるカバーをかけて劣化を防ぐことも忘れずに。ビニールカバーや箱詰めは逆効果なので肝に銘じておきたい。
パンツは、専用のクリップつきのハンガーを使う。ここでの注意点は、ウエストを上にするのではなく、裾を上にしてかけること。こうすれば、しわも伸ばしてくれるので覚えておこう。
スーツスタイルのパンツ丈
レングスはワンブレイクかハーフブレイクが最適。
ワンブレイクは、靴のかかとが半分隠れるぐらいが目安。ハーフブレイクは、それよりも約1cm短い。パンツの裾幅が約21cmならワンブレイクで、ダブルの裾ならやや長めの4.5cmが一般的な丈となる。
スーツのブラッシング
スーツには見えない細かな汚れがたくさん付着しているので、スーツを
長持ちさせるためにも、着用後必ずすぐに行うこと。
1:まず、スーツ全体を叩いてチリを浮かせる。その後、布目に沿うように上から下へとブラッシングする。
2:衿や肩まわりはホコリやフケなど、特に汚れの付着しやすい箇所。こまめにチェックしておくことが肝心。
3:溝ができる袖部分は汚れが溜まりやすい。小刻みにブラシを動かして、奥まで入り込んだホコリをかき出す。
4:ポケットの中は、気づかないうちに手垢やホコリが溜まる箇所。裏地を出して丁寧にブラッシングを。
5:パンツは、よく動かす膝から下を重点的にブラッシング。裾がダブルカフの場合は、折り返してケアする。
スーツが汚れた時の応急処置
シミがついたら・・・
まずは水を含ませた布で軽くたたいてみよう。水が染み込めば水溶性で、はじけば油溶性のしみとなる。水溶性のシミなら、水で洗えばOK。油溶性のシミは、ティッシュかハンカチで素早くつまみ取るように拭き取る。
雨で濡れたら・・・
突然の雨で濡れてしまったスーツは、そのまま放置しておくと型崩れの原因となってしまう。乾いたタオルなどで優しく叩いて水気を拭き取り、ハンガーにかけてしっかり干す。
胸元を彩るチーフのたたみ方
最も一般的なのがTVフィールド、パーティーなどの着こなしにはスリーピークス、
カジュアルに決めるならパフドスタイル。この3つが基本。
TVフィールド
ポケットチーフの縁を、胸ポケットのラインに沿って水平に
約1cmくらいを除かせて挿すのがTVフィールド。
ポケットチーフの使い方の中で最もポピュラーなたたみ方。
最近では縁の色が2色のものもある。
1.チーフの広げた状態から、縦と横を1回ずつ折りたたみ、1/4の正方形を作る。
2.胸ポケットの幅に合わせて、左右均等な幅(1/3)に合わせてたたむ。
3.縁が胸ポケットから1cmぐらい出るように底辺を1回折りたためば完成。
スリーピークス
ポケットチーフを三角形に折りたたみ、4つの角のうち3つが外に出るように挿すたたみ方。エレガントな雰囲気があるため、ブラックスーツなどのフォーマルな着こなしにも十分活用できる。同様に2つの角だけを出すツーピークスというのもある。
1.チーフを広げた状態から三角形に1回たたみ、同じようにもう1回たたむ。
2.一番右端の角を、左から2番目の角にずらして重ねるようにたたむ。
3.胸ポケットの深さに収まる大きさに、下側の角を折りたためば完成。
パフドスタイル
ポケットチーフがふんわりと丸みを帯びるように挿すたたみ方。別名アイビーフォールド。たたみ方は、広げたチーフの中央を無造作につまんで入れるだけ。このアレンジ形として、隔していた角角もパフとともに出すクラッシュスタイルもある。
1.アイロンがかけられたポケットチーフの中央を軽くつまみ上げる。
2.つまみ上げた部分が自然な丸みを帯びるように、きれいに形を整える。
3.パフ部分だけが覗くように、真ん中よりやや下部で2つに折りたためば完成。
しわを伸ばすスチーム&プレスの方法
袖と腰を重点的に。ウール100%のスーツなら、ウールの復元力が強まり、
しわが取れる。ただし、コットンやリネンはスチームだけでは難しいので注意。
1:ハンガーにスーツをかけて、たっぷり蒸気を与えながらスチーマーを
動かす。アイロンを立てて動かすと、蒸気が広がるので効果的。
2:たっぷりと蒸気を染み込ませたら、しわを伸ばすようにスーツを
引っ張る。しわが寄りやすいヒジやヒザ、袖、腰には特に注意を。
3:パンツのクリースを回復させるには、クリースをそろえて当て布を
してからアイロンをあてる。ゆっくりと動かすのがポイント。
●しわの起こりやすい箇所を理解しておく
腕を組んだり座る動作の多い人は、特に袖と腰にシワが寄りやすい。
この部分は毎日でもしわを取っておきたい。
●ヒジやヒザが出てもスチームで復活
ヒジやヒザ部分が飛び出てしまったら、ハンガーにかけて、吊るした状態で
スチームをあてると直る。それでも回復しない場合は、さらにアイロンで
丁寧にプレスする。
●パンツプレッサーも併用しよう
当て布や折り目を揃えるには時間がかかって面倒だと感じる人は、パンツ専用の
プレッサーがあると良い。初心者でも簡単に扱えるアイテムなので、持っていると便利。
スーツの柄
チョークストライプ chalk stripe
チョークで引いたような太さで、やや線がぼけているのが特徴。
フランネルやサキソニーなどと好相性。
ペンシルストライプ pencil stripe
「鉛筆でなぞったくらいの太さの線」を意味する。
線の間隔は細いが、輪郭がはっきりしている。
ピンストライプ pin stripe
ピンで突いたような点が連なって線を形成する。
線の間隔が狭いので、遠目から見れば無地に見える。
ヘアラインストライプ hairline stripe
髪の毛くらいの細さの線で形成されるストライプ。
極めて細い縦線のため、遠目はほとんど無地に見える。
オルタネートストライプ alternate stripe
オルタネートは「交互の」という意味。太さ、色の異なる線を
互い違いに配列したストライプ。
ウインドウペーン windowpane
窓枠の格子が並んだようなチェック模様。
大きさはさまざまで、縦縞や横縞が2本、3本のものもある。
バーズアイ birds eye
明暗2色の糸を使った、「鳥の目」に似たドット上の織り柄。
さらっとした素材で厚めに織られている。
グラフチェック graph check
濃色地に白のチェックが一般的な、升目上に並んだ模様。
爽やかな印象なのでフレッシャーズにおすすめ。
ヘリンボーン herringbone
魚の骨のように斜めの線が合わさるように並ぶことから
「にしんの骨」という意味を持つ。別名「杉綾織り」。
マルチストライプ malti stripe
数色を組み合わせて形成されるストライプで、太さ、配色はさまざま。
ロンドンストライプ london stripe
等間隔に並ぶ5mmくらいの太さのストライプで、正式名は
「ブロックストライプ」と呼ばれる。
タッターソールチェック tattersall check
タッターソールとは、馬に掛ける毛布に由来している。
白地に2色の講師を組み合わせた定番柄。
度ビーチェック dobby check
織物を織るときに使用する「ドビー織り機」から命名。
単色でも、織りによって小さな柄が連続する。
ハウンドトゥース haund`s - tooth
名前の由来は猟犬の牙を彷彿される織り柄から。
日本でいう「千鳥格子」の一種。クラシック感が魅力的。
グレンチェック glen check
正式名は「グレナカート・プラッド」。4種類の柄を格子状に
組み合わせたチェックで、英国の伝統柄。
2つボタン、3つボタンのスーツのボタンの留め方
2つボタンの場合は、すべて留めても問題ないが、上一つを留めるのが基本。
3つボタンはVゾーンをすっきり見せてくれる中一つ掛けがおすすめ。
2つボタンタイプにおいては、上一つを留めるのが基本セオリー。
だが、3つボタンスーツよりもVゾーンが深いので、全て留めても
窮屈にならないので、2つ留めても問題ない。
スーツを着たときの全体のシルエットやバランスを考えて、
どのボタンを留めればスマートな着こなしになるかをチェックする。
「3つボタンタイプは上2つ掛け」
というのが基本だったが、現在は中一つ掛けが主流となっている。
上2つ掛けの場合、タイトな作りのスーツだと、妙に窮屈な感じで
せっかく買った最旬のスーツが台無しになってしまう。
第2ボタンのみを留めれば、そんな不安は見事に解消。
さらに、Vゾーンをきれいに見せてくれるので、中1つ掛けがおすすめ。
スーツの素材
ウーステッド worsted
長い繊維の羊毛を紡いだ糸(梳毛・そもう)で織った毛織物の総称。
サキソニー、ギャバジー、サージ、シャークスキンなどが主流ブランド。
ツイード tweed
紡毛糸で織られたざっくりした風合いの生地で、起毛感のある素材が特徴。
春闘の代表的な生地で、ジャケットに多く見られる。
ギャバジン gabardine
羊毛または綿で織られた、45°以上の綾目の入った綾織り生地。綾目を
はっきり見せるために毛羽が取り除かれているのが特徴。
シャークスキン shark skin
ジグザクに織られた織り柄。鮫の皮に似た模様とグレーの色に由来する。
比較的涼しい春、秋物のスーツに使われる。
ウーレン woolen
短い繊維の羊毛を紡いだ糸(紡毛・ぼうもう)で織った毛織物の総称。
フランネルやツイードに代表される、起毛された生地。
フランネル flannel
ツイード同様、紡毛糸を用いた平織りまたは綾織りの生地。
軽く起毛させており、こちらも秋冬の代表格。フラノとも呼ばれる。
サージ sarge
ジャスト45°の綾目で織られた綾織りの生地を指す。表面の毛羽が
取り除かれているため、綾目がくっきりと見える。
サキソニー saxony
最高級の羊毛と呼ばれるメリノ種で織り上げられた生地。
またそれに似た、梳毛を縮めて起毛仕上げにしたウール地全般も指す。
パンツ
パンツは体型や、脚の長さを演出できる重要なパーツであり、ジャケットよりも
"ゆとり"が気になる神経質な部分でもある。
ジャケット同様にしっかりとした知識が必要。

A:プリーツ Pleat
ウエストまわりに余裕を持たせるために施された、前面と左右のひだのことをいう。
太腿部分が太めになり、先が次第に細くなる。
B:ベルトループ Belt loop
ベルトをパンツに固定するための、ウエスト部分に縫いつけられた輪っか。
タキシードなどフォーマルなものはサスペンダーを使用する。
C:フライ Fly
パンツの前立て部の総称。比翼仕立てが一般的で、タイプはジッパー式の
ジップフライ、ボタン式のボタンフライとがある。
D:サイドポケット Side pocket
脇につけられたポケット。サイドシーム(H)に沿って垂直なバーティカルポケット、
垂直にL字型を描くポケットなどもある。
E:クリース Crease
足の中心部に走っている折り目。この折り目が無くなるとスーツ全体のラインが
崩れてしまうほど肝心の部分。
F:ターンナップカフ Turn-up cuffs
裾の折り返し部分のこと。折り返しのないものをシングル、折り返しのあるものが
ダブル。切りっぱなしをハーフという。フォーマルシーンではシングルが一般的。
G:ライズ Rise
股上(ウエストから股まで)の長さのこと。ここ最近は股上の浅いローライズが
トレンド。試着の際はウエストの一設定に気をつけよう。
H:サイドシーム Side seam
パンツの両脇に現れる縫い目。スーツの場合は縫い糸が表に出ないのが普通。
反対にパンツの内股に現れる縫い目をインシームと呼ぶ。
I:ヒップポケット Hip pocket
ビスポケット、尻ポケットとも呼ばれる。両玉縁ポケットにボタンつきのものが
一般的。フラップポケットの場合もある。
ベント
ジャケットの後ろ身頃に入れられた、縦の切り込み部分。
運動性の確保を前提に作られた、乗馬ジャケットがモチーフ。
センターベント center vent
もっともクラシックなベント。まっすぐに切り込みが入れられており、
ビジネススーツにも多く採用されているのがこれだ
フックベント hook vent
ジャケットの後ろ身頃の中央に、上衿のつけ根部分から裾にかけて、
縦にまっすぐ伸びる縫い目がカギ形に曲がって入っている。
サイドベンツ side vents
切り込みが左右に入れられたベント。イタリアブランドに多く見られ、
シャープかつスマートな雰囲気を漂わすデザイン。
ノーベント no vent
背面に切り込みが入らないタイプ。ベントのルーツである乗馬が
モチーフになっておらず、もっともフォーマルなデザイン。
カフ
袖口はボタンの形状によって、デザインもさまざま。
既製品ではこだわれない箇所なので、一味ちがったディテールを演出できる。
本切羽(ほんせっぱ)
袖ボタンの開閉ができるタイプ。「ドクターズカフ」とも呼ばれ、
医者が袖を捲り上げて仕事をしていたことから名づけられた。
開き見せ
本切羽同様に袖にボタンがついているが、開閉できないタイプ。
あくまで飾りつけで、カジュアルなジャケットに多用される。
重ねボタン
ボタンをあえて少しずつ重ねて縫いつけたもの。職人の技術と創造力が
裏付けられたデザインで、イタリア系のジャケットに見られる。
ポケット
飾りとして扱われる要素が強いが、実は機能的。
サイドポケットは型崩れを防ぐため、しつけ糸をとらない場合もある。
バルカポケット valka pocket
クラシコイタリアに見られる、胸ポケットの底が船底(バルカ)のように
曲線を描いたもの。高度な技術で縫製されたイタリア的ディテール。
ウエルトポケット welt pocket
ポケットの口に口布(縁飾り)を施した、切りポケットの一種。
オーソドックスなタイプで、俗にいう箱ポケットとも呼ばれる。
フラップポケット flap pocket
デザインと機能性を併せ持った、ふたつきのポケット。
元来は雨を防ぐためにつけられたもので、雨蓋ポケットとも呼ばれる。
チェンジポケット change pocket
脇ポケット上部に位置する小さなポケット。かつてここに小銭(チェンジ)を
入れていたことから命名。現在はフラップつきのものが主流。
スラントポケット slant pocket
手の出し入れをしやすくするために角度をつけたタイプ。
乗馬ジャケットのディテールを取り入れた機能性の高いポケット。
パッチポケット patch pocket
衣服に切り込みを入れた「切りポケット」に対し、布を貼りつけた
ポケットをこう呼ぶ。カジュアルな衣服に用いられる。
パイピングポケット piping pocket
玉縁ポケットとも呼ばれる、ポケットの口を別布で縁取ったタイプの呼び名。
片側だけを縁取った片玉縁と、両側の両玉縁がある。
閂留め(かんぬきどめ)
ポケットの口など、裂けやすい部分を補強する、とめ縫いを指す。
D字に縫われるDカン止め、松葉が開いたような形の松葉閂などがある。
ラペル
下衿ともいわれる、折り返された衿の下部分。
ラペルの形はジャケットのシルエットやフォルムを左右するキーポイント。
ノッチドラペル notched lapel
ひし形のラペルで、最もオーソドックスな形状。
背広衿ともいわれ、あらゆるシーンにも対応する懐の深さが魅力的。
ピークドラペル peaked lapel
ピークは「先のとがった」という意味で、ラペルの先端が上向きになっているのが特徴。
ドレッシーなスタイルにも対応する。
フィッシュマウス fish mouth
名前の由来は、ラペルの形が魚の口に似ていることから。
カラー(衿)が小さく、ラペルが平行にカットされているので、カジュアル色が強い。
段返り
3つボタンのジャケットで、真ん中のボタンのすぐ上からラペルの折り返しが始まるタイプ。
中央ボタンのみ掛ければ、2つボタンのジャケットのようなスタイルに。
ショルダー
ジャケット全体のシルエットを大きく左右する根幹部分。
フィッティングの際は、まず肩を合わせることが基本となる。
ナチュラルショルダー natural shoulder
アメリカントラッドに多く見られる肩のラインに沿って作られた、自然なデザインが特徴。
コンケーブドショルダー concaved shoulder
肩の先端部が少し反りあがった、モードな雰囲気を醸し出してくれるシルエット。
アメリカンアンバサダーによく見られる。
パデッドショルダー padded shoulder
パッドを入れることで、立体的なフォルムを形成したデザイン。
英国紳士のような重厚な風格と威厳が保てるビジネススーツ向きのタイプ。
マニカカミーチャ manica camicia
袖のつけ根に、シャツのようなギャザーが施されたユニークなショルダー。
クラシコイタリア人気によって生まれたデザイン。
アメリカントラッド
ウエストの絞りが少ないボックス型のシルエットが特徴。
パンツもやや太めで、体を包み込むという表現がぴったりなスーツ。

1:英国調スーツと対照的なナチュラルショルダー
肩にパッドが入らない、もしくは薄いパッドを使用し、肩のラインを
自然に見せるための縫製を行っているのが特徴。
丸みのある「ドロップショルダー」が定番の型。
2:段返りなら留めるボタンは中一つがけ
3つボタンスーツのジャケットで、第一ボタンからラベルの折り返しが始まるもの。
このときのボタンの留め方は、中一つがけが鉄則。
アイビースーツの特徴の一つ。
3:機能性のあるフラップポケット
ふた(フラップ)がついているポケットのこと。
トラディショナルなスーツにはよく見られ、ジャケットの脇ポケットとして多用されている。
4:アメリカントラッドといえばフックベント
背中の中央に切り込み(ベント)が入り、ベント上部がかぎ形に曲がって
縫製されているのが特徴。
アイビー調のジャケットにも見られる。
後ろからのシルエットにも注目。
クラシコイタリア
スーツの2大産地の一つで、イタリアで生まれたもの。
体に馴染むように細い糸から作られる、柔らかな生地を使っているのが特徴。

1:シルエットの出来を左右するアームホール
「いせ込み」という立体的な袖つけがなされるので、身頃をつることなく腕を動かせる。
着用時はなで肩気味になるが、このラインがエレガントな装いの秘密となる。
2:イタリア的なディテール「バルカポケット」
ポケットの底が船底のようなカーブを描く胸ポケット。
胸板の厚みを美しく見せるために生まれた、イタリアの伝統技法。
これにより、ジャケットに立体感が生まれる。
3:玉縁ポケットでフォーマルに
共生地の細布を縁取りに使ったポケット。
フォーマル度が高く、イブニングジャケットやタキシードに用いられる。
華やかなパーティーにもぴったり。
4:重ねボタンで腕からエレガンスに
イタリア系のスーツによく見られる、袖のボタンの端を重ねて縫いこんだ、
通称「重ねボタン」。
キッシングボタンともいわれ、上品な雰囲気を演出する。
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