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ジャケットカテゴリの一覧
ベント
ジャケットの後ろ身頃に入れられた、縦の切り込み部分。
運動性の確保を前提に作られた、乗馬ジャケットがモチーフ。
センターベント center vent
もっともクラシックなベント。まっすぐに切り込みが入れられており、
ビジネススーツにも多く採用されているのがこれだ
フックベント hook vent
ジャケットの後ろ身頃の中央に、上衿のつけ根部分から裾にかけて、
縦にまっすぐ伸びる縫い目がカギ形に曲がって入っている。
サイドベンツ side vents
切り込みが左右に入れられたベント。イタリアブランドに多く見られ、
シャープかつスマートな雰囲気を漂わすデザイン。
ノーベント no vent
背面に切り込みが入らないタイプ。ベントのルーツである乗馬が
モチーフになっておらず、もっともフォーマルなデザイン。
カフ
袖口はボタンの形状によって、デザインもさまざま。
既製品ではこだわれない箇所なので、一味ちがったディテールを演出できる。
本切羽(ほんせっぱ)
袖ボタンの開閉ができるタイプ。「ドクターズカフ」とも呼ばれ、
医者が袖を捲り上げて仕事をしていたことから名づけられた。
開き見せ
本切羽同様に袖にボタンがついているが、開閉できないタイプ。
あくまで飾りつけで、カジュアルなジャケットに多用される。
重ねボタン
ボタンをあえて少しずつ重ねて縫いつけたもの。職人の技術と創造力が
裏付けられたデザインで、イタリア系のジャケットに見られる。
ポケット
飾りとして扱われる要素が強いが、実は機能的。
サイドポケットは型崩れを防ぐため、しつけ糸をとらない場合もある。
バルカポケット valka pocket
クラシコイタリアに見られる、胸ポケットの底が船底(バルカ)のように
曲線を描いたもの。高度な技術で縫製されたイタリア的ディテール。
ウエルトポケット welt pocket
ポケットの口に口布(縁飾り)を施した、切りポケットの一種。
オーソドックスなタイプで、俗にいう箱ポケットとも呼ばれる。
フラップポケット flap pocket
デザインと機能性を併せ持った、ふたつきのポケット。
元来は雨を防ぐためにつけられたもので、雨蓋ポケットとも呼ばれる。
チェンジポケット change pocket
脇ポケット上部に位置する小さなポケット。かつてここに小銭(チェンジ)を
入れていたことから命名。現在はフラップつきのものが主流。
スラントポケット slant pocket
手の出し入れをしやすくするために角度をつけたタイプ。
乗馬ジャケットのディテールを取り入れた機能性の高いポケット。
パッチポケット patch pocket
衣服に切り込みを入れた「切りポケット」に対し、布を貼りつけた
ポケットをこう呼ぶ。カジュアルな衣服に用いられる。
パイピングポケット piping pocket
玉縁ポケットとも呼ばれる、ポケットの口を別布で縁取ったタイプの呼び名。
片側だけを縁取った片玉縁と、両側の両玉縁がある。
閂留め(かんぬきどめ)
ポケットの口など、裂けやすい部分を補強する、とめ縫いを指す。
D字に縫われるDカン止め、松葉が開いたような形の松葉閂などがある。
ラペル
下衿ともいわれる、折り返された衿の下部分。
ラペルの形はジャケットのシルエットやフォルムを左右するキーポイント。
ノッチドラペル notched lapel
ひし形のラペルで、最もオーソドックスな形状。
背広衿ともいわれ、あらゆるシーンにも対応する懐の深さが魅力的。
ピークドラペル peaked lapel
ピークは「先のとがった」という意味で、ラペルの先端が上向きになっているのが特徴。
ドレッシーなスタイルにも対応する。
フィッシュマウス fish mouth
名前の由来は、ラペルの形が魚の口に似ていることから。
カラー(衿)が小さく、ラペルが平行にカットされているので、カジュアル色が強い。
段返り
3つボタンのジャケットで、真ん中のボタンのすぐ上からラペルの折り返しが始まるタイプ。
中央ボタンのみ掛ければ、2つボタンのジャケットのようなスタイルに。
ショルダー
ジャケット全体のシルエットを大きく左右する根幹部分。
フィッティングの際は、まず肩を合わせることが基本となる。
ナチュラルショルダー natural shoulder
アメリカントラッドに多く見られる肩のラインに沿って作られた、自然なデザインが特徴。
コンケーブドショルダー concaved shoulder
肩の先端部が少し反りあがった、モードな雰囲気を醸し出してくれるシルエット。
アメリカンアンバサダーによく見られる。
パデッドショルダー padded shoulder
パッドを入れることで、立体的なフォルムを形成したデザイン。
英国紳士のような重厚な風格と威厳が保てるビジネススーツ向きのタイプ。
マニカカミーチャ manica camicia
袖のつけ根に、シャツのようなギャザーが施されたユニークなショルダー。
クラシコイタリア人気によって生まれたデザイン。